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2007年1月29日 (月)

連日の来客

シーズンのせいだろうか、来客が本当に多い。皆様10時~3時だけは僕に時間をください。この時間しか交配ができないのです。花と会話をしているのです。4時間やっても考えながらやると数十通りの交配しかできません。思っているより時間はかかるものです。

この時期のクリスマスローズは交配をするのと、発芽苗の鉢上げ、そして開花確認をしてからの出荷。そして展示会など・・・。うれしいことに、本当に忙しい。育種家は財産をなくすといいます。だんだん分かってきた気が・・・・。でも創りだす喜びは何にも代えがたい幸福の時です。

Img_7404 最近、クリスマスローズは人気の花だから、お金が目当ての生産者も増えています。ネット販売でプロ・アマのような人も続々。もちろんどんどん競争相手、怪しい人たちが増え、恐ろしい。ケツを叩かれながらやるのも必要かもしれないが、時間をかけゆっくりとやりたいのが本音です。みんな違うもの育てようよ。それぞれが、それぞれのスペシャリストになろうよ!植物は山ほどあるんだから。と大声で言いたいが、そうはいかないんだろうな。まーみんなでやることで、色々な視点で考えられ、育てられれば色々な花もうえまれ、そして最終的にはクリスマスローズの発展につながるのであれば、愛する花たちも幸せだろう。

写真は交配したものが、続々と発芽してきている様子。この芽生えがスタート地点だ!

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2007年1月26日 (金)

視点を変えて。

小輪系の育種。大きい方にどうしても目が行きがちだが、小さいのも可愛らしいんですよ。イメージはドュメトルムをやや大きくした白花、ピンク、ピコティーなど。Img_7395やっと思っていたことが現実となり始めました。3年前に考えていたことで、後3年で商品化でしょうか・・・。足かけ6年、気の長い話です。

こんなのいかがでしょう?ちなみにちゃんと3年かかっています。鈴木さんこういう方向もあるよ。

忙しいって言っているのに、大好きな雪割草の植え替え・・・。息抜きになるんですこれがまた。それにしても今年はいいぞ!Img_7407 花芽もばっちりで楽しめそう(写真の子は株分けをしてしまいやや小さめですが・・・大鉢仕立てが好きです)。サイの国の師匠にもらった”朝焼け”。裏紅の白花シングル、リングをかけなくてもしっかりと花が立ち、葉もあまり伸びずに絶妙のバランス。

同じキンポウゲ科。すごいヒントをいつ花からもらっています。

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2007年1月22日 (月)

火柱

うおーーーあぶねー!!本当にあぶねーっ!

夜一人で仕事をしていたら、温室の中が真っ赤!?あわてて見に行ったら暖房機(ダルマストーブのようなもの)が自分の背丈ほど火柱を上げて燃えていた。うそでしょ、自分の目を疑った。もちろんあわてて消化。いつも消防活動で所詮他人事がついに自分にも・・・・頭をよぎった。ここ最近では心臓の鼓動も信じられないくらいの動き。すぐ上には2重カーテンがあるし、屋根もガラスでなく、可燃性の(エフクリーン)もの。クリスマスローズの親株温室だったので、燃えたらここまでの人生の半分を失ってしまうようなもの。本当に良かった。寒い畑の中を冷や汗と、走り回り実際の汗。

原因不明、メーカに問い合わせ、命の次の次くらいに大切のものを失いそうだったこの思いとぶつけまくります。

ちなみに加温はほとんどしていません。本当に寒そうなときだけ多少。あまり暖めると色もぼけますし、本当の花が咲かないことが多い。育種結果を見なくてはならない我が家として、最低でも、70,80%の力の花を見なくてはならないので、じっくり育てた自然開花しかできない。それに寒さ当たってない、弱いクリスマスローズで、お客様に迷惑をかけるのもできない。最近どんどんシーズン(生産者の早出し)が早くなってきて、花屋さんからの注文に急かされるが、我が家では正直無理です。というか関係者の皆様、急がないで下さい。匂いの無いクリスマスローズに、梅の香りを添えて楽しみましょう。四季を楽しみましょう。

規模の小さい、のんびり農民園芸家としては難しい問題に直面しています。何とかせねば。

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2007年1月20日 (土)

新年会

恒例のNHK新年会・植物を語ろう新年会が東京青山であった。100人近くの人が集まり、普段話す機会が少ない農民園芸家としては、またとないチャンス。喋りまくって帰ってきた。多くの関西の友人に会えるのもうれしい。昨年はイギリスに行っていたので参加できなかったが、そのころ頑張っていた、クリスマスローズの本が出されたということで、注目度アップの会だった。ご好意の冷かしで買ってくれる大先輩方に恐縮しながらも、不慣れなサインまでしてしまった。恥ずかしーー!

本当にみんなに育てられ、ここまでこれた。ここで終わらぬように、精進あるのみ。

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2007年1月18日 (木)

若手園芸家

Img_7332 ここのところ毎日のように仕事での来園者(仕事はできないがうれしいことだ)、大阪の市場の人がやってきた。10年後を見越した若手園芸家を見て次の世代を創っていく構想の話をお聞きした。自分も入れてもらえるのだろうか?今はかなりメディアに取り上げられ玩ばれているが、天狗になっている場合じゃないし、正直危機感の方が多い。孫も生まれ、じーさんの風格がでてきて余裕のある親父がうらやましい。良い番頭さんが僕にも作れるのだろうか。自己満足に終わるのだろうか?今日明日来年くらいは描けるが、10年後・・・ぼやけてしか見えない。

ネリネはちなみにタネを蒔いてから6年かかる、10年のうちに3,4回しか自分の花が見れない。70歳まで40年。たった40回しか花が見れないと思うと、あっという間だな。

写真は今年の初花!幸先の良い理想通りの花。これからバンバン咲いてくれよ子供達よ。お嫁に行くのは悲しいけど、喜んでくれる人がいるのならば!ちなみにこの子は親株の仲間入り候補。親多すぎ・・・。

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2007年1月16日 (火)

キンポウゲ仲間

松本のラナンキュラス切花生産者グループを見学に行った。意識レベルの高さ、品質管理の徹底さ、そしてしっかりとしたリーダーの元の販売力宣伝力。どれをとっても、すばらしかった。土地の利を生かし暖地では到底真似できない芸当だ。この人たちに負けないようなほかの植物を見つけるのが、僕の生きる道なのかもしれないと思い、ますます隙間産業に入っていく(儲からないかもしれないが、その分楽しみが多い植物)

Img_7320この日は日本中の市場関係者、花屋さん、他県の生産者を集めての、勉強会みたいなことだった。まったく関係ないのに(クリスマスローズはキンポウゲ科仲間)、ひとつの植物が発展してく過程を見たいというのと、宮崎の育種家Kさんにお話を聞きたく東京からついて回って色々話を聞かせていただいた。父の代からあわせ60年を有に越すラナンキュラス育種の歴史(戦時中はみんなに白めで見たれたらしい・・・)、苦労、農場移転(神奈川から宮崎へ)の話など根掘り葉掘りお聞きした。まさに自分の思い描いている理想像に近いことを実践している、もしくは何時起こりうることか分からない。それにしても非常に温厚で優しい方だ。農家、育種家というのは独自路線で我が強く、マガママなのが常だと思っていたが覆された。しかし理由が分かった。農家などはいつも何でもありの長男がやっていImg_7327るから、みんなガチンコ勝負になってしまい、周りが見えなくなってしまうことが多々ある。

一歩引いた視点でのものの見方が大切だと感じた。それにしても、ラナンキュラスはステキだ。クリスマスローズもこれくらいまでに進化すれば面白いのだが。我が家のクリスマスローズ父からあわせて28年、イギリスの育種を合わせてもせいぜい40,50年。他の植物に比べると本当にまだまだ浅い。流行が終わる前に、進化できればいいのだが・・・。頑張るぞう!!!

 

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2007年1月14日 (日)

出初式

新春恒例の消防出初式が行われた。もちろん足は筋肉痛で、オエライさん達の挨拶がいつもの倍以上に感じ辛かった。晴れているのに寒い風、寝不足の上、筋肉痛。ふらふらだ。それでも宴会は元気よく参加!2日間も浴びるようにお酒をいただきました。仕事がしたい。

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2007年1月13日 (土)

花業界フットサル

花業界(切花若手関係が中心)のフットサル大会に参加しました。300人近くもいるのに知り合いはほとんど無し。最初は本当に寂しかったが、生産者Bチームとして一緒に出た仲間が本当に良かった。結局懇親会であちこち話をしているうちに、何時の間にか漏っていった50枚の名刺も無くなり、多くの人と友達(一方的?)・知り合いになれて、本当に楽しかった。詳しいことは以下参照。http://blog.livedoor.jp/hana_futsal/  もしくは、http://blog.livedoor.jp/orihara_engei/ を見てください。本当にネットの力はすごいと感じましたし、人を集める能力・魅力のある折原さんはステキだと思いました。

 人と人とのつながりの大切さを非常に感じました。結局僕ら生産者は花をただ作るのでなく、理解してくれる人に使ってもらい(花屋・仲卸し・市場)、それをステキだと感じてくれる人が求め、それが多くの人を楽しませたり、人をつなげてくれるきっかけになると思います。なんて魅力的なステキな職業なんでしょう。

 ちなみに2次会、3次会盛り上がりすぎて、終電を逃しビジネスホテルへ・・・・。そしてチョー筋肉痛。

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2007年1月12日 (金)

火事

またやなサイレンが響く。夜中の1時半、近所で観光バス2台が燃えた。あんまりこんなこと書くと犯人だと疑われてしまいそうな、今日この頃ではあるが、本当に恐ろしい。おそらく放火による火事らしい。放火しただろうと思われる場所の消化活動ほど切ないことは無い。自分で引き起こしたことであれば何とか受け止められるが、他人によるものでは、死に切れない。飲酒運転も同じ。絶対やってはいけない。3:30帰宅。

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2007年1月11日 (木)

あけまして、出ました。

遅れましたが、あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。 

比較的長い春休みをとり、妻の実家・秋田に帰省しました。1月なのに3日間まったく雪が無く、子供はがっかり。僕自身は昨年の雪かきを思い出すと(変える日いきなり一晩で70cm)ほっとした感じでした。暖冬?地球温暖化?どうなってしまうのでしょう。

頑張るぞ農業!

Img_7254_ということで、新年早々に待望のクリスマスローズの本が出ます! 一足早く我が家には最終確認のために、送られてきました。感動。監修:父の暁ともう一人、執筆:息子・直樹と他、ちゃんとここでも師弟関係ができてますね!!連日の原稿書き、最終の徹夜作業、本当に楽しませていただきながら、勉強させていただきました。それなりの内容になっていますので、是非とも一読してください。写真だけでもきれいです。我が家のかわいい子達も沢山写っていますので、よろしくお願いします。 

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